こんにちは!
2019年3月21日の23時56分頃、試合終了後にマリナーズのイチロー選手が引退を発表する会見を開きました。
一夜明けた今、テレビ局はイチロー選手の特集をたくさん取り上げています。
3月21日というのがまた不思議な縁ですよね。
3と2を足して5。1を横に並べると、イチロー選手の背番号51。
これって本当にすごいですよね!
野球界の中では知らない人はいない、数々の記録を打ち立てた最強野手が、45歳にしてついに現役生活に終止符を打つことになりました。
子供の頃にイチロー選手に憧れて野球を始めたり、ルーティーンを真似て素振りしてみたりと、イチロー選手の与えた影響はとても大きいと思います。
「50歳まで現役」を公言し続けていたレジェンド、イチロー選手の会見と実績を記事にしてみようと思います。
引退を決めたのはキャンプ終盤
イチロー選手が会見で引退を決めたのは?
と問われると、日本に来る何日か前と言っていました。
オープン戦で、安打が出ず、打率も.100を下回る
.065(31打数2安打2四球)
と、イチロー選手らしくない結果となり、打てない中、悩み決断したのかなというようなら感じがしました。
無理もないですよね…。
2018年の5月から試合に出られない環境となり、およそ1年のブランク。
それでもここまで体型の維持、トレーニングを毎日続けていたという、誰もが真似できないようなことを、当たり前のようにこなしていたというのですから、本当すごい選手なんだなと、素直に思いました。
そして何よりすごいと感じたのは、この試合に出られない期間を、どんな記録よりも印象に残っていて、誰にも出来ないことで誇りを持っていると発言したことですよね。
こんなこと、普通なら言えませんよね…。
イチロー選手らしいコメントで本当に感動しました。
オープン戦となった対巨人戦の守備では、未だ衰えない強肩を披露し、まだまだ現役でやれると誰もが思っていた中で、突然の引退となりました。
後悔はまったくない
イチロー選手は引退について後悔はまったくないと言っていました。
ただ、イチロー選手は本気で50歳まで現役のつもりでいたことは間違いないようですね。
テレビでも言ってはいましたが、やはり最後にヒットを打ちたかったというのはあったのではないでしょうか?
貫いたことは野球を愛したこと
ここまでイチロー選手が変わらず貫いてきたこと。
それは野球を愛したことだとコメントしていました。
そうですよね。
野球が嫌いなら、28年もの長い期間を活躍出来るわけがないです。
こんなことをサラッとコメント出来るなんて本当にカッコいいです。
愛犬と奥さんにコメント
会見終盤に、愛犬の一弓と、奥さんに対し、とても感謝しているとコメントしていました。
奥さんは実に2800個ものおにぎりを握っていて、3000個握ってあげたかったし、3000個握らせてあげたかったというコメントは響きますね。
愛犬の一弓(柴犬)はもうすぐ18歳という高齢犬らしく、最後まで見守ってくれたことに感謝をしていましたね。
奥さんも愛犬もうれしいでしょうね。
ファンに伝わっていたらいいと思うこと
伝わっていたらうれしいと思うことはあるか?
という質問には長くコメントされていましたね。
生きざまというのは僕にはよくわからないですけど、生き方というふうに考えるならば、人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。
あくまでも、はかりは自分の中にある。
それで自分なりにはかりを使いながら、自分の限界を見ながら、ちょっと越えていくということを繰り返していく。
そうすると、いつの日からかこんな自分になっているんだ、という状態になって。
だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を越えていけないと思うんですよね。
一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので、地道に進むしかない。
進むだけではないですね。
後退もしながら、ある時は後退しかしない時期もあると思うので。
でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。でもそれは正解とは限らないですよね。
間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど、でもそうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えないというか、そんな気がしているので。
自分なりに重ねてきたことを、今日のゲーム後のファンの方の気持ちですよね。
それを見たときに、ひょっとしたらそんなところを見ていただいていたのかなと。それは嬉しかったです。
そうだとしたらすごく嬉しいし、そうじゃなくても嬉しいです、あれは
すごく響く言葉ですよね。
進むだけではない、時には後退もある。
監督は無理
これからイチロー選手何になるのか?
という質問に対し、監督は無理。
人望がないので。
とキッパリでしたねー。
指導者としてのイチロー選手というのもみたいですが、どうなるんでしょうねー?
菊池雄星投手とのやりとり
今年マリナーズへ移籍した菊池雄星投手は、イチロー選手が交代を告げられた後、イチロー選手に話かけられて号泣していましたね。
菊池雄星投手にとっても、この日は特別な日となったのは間違いないでしょう。
菊池雄星投手が生まれた年にイチロー選手はプロ入りし、メジャー挑戦した年に引退をする。
まるで後は託したというような流れ。
菊池雄星投手は惜しくも勝利投手にはなりませんでしたが、イチロー選手の最後の試合で投げることができたのは本当に幸せなことだと思います。
泣いていたといえば、チームメイトのゴードン選手。
イチロー選手を師と仰ぎ、敬愛していると報道されていましたね。
涙を流すシーンは本当にグッときました。
会見を見て
かなり省略していますが、会見は85分にも及び、丁寧に回答していましたね。
イチロー選手をもう見れないと思うと、とても悲しいし、残念ですが、これからなんらかの形でまた野球に関わることをしてくださると嬉しいですね。
イチロー選手の残した記録
通算安打 4367安打(日米通算)
メジャーリーグでの安打数 3089安打
出場試合数 3604試合
打席数 14831打席
通算二塁打 573本
通算三塁打 119本
通算打点 1309打点
通算盗塁数 708盗塁
通算得点 2078得点
生涯打率
打率.322
主な記録
・日本での7年連続首位打者
・2001年から10年連続200本安打、ゴールデングラブ賞、オールスター選出など
個人的感想
子供の頃からイチロー選手に憧れ、真似し、本当に大好きだった選手がもう見れないなんて思うと、本当に寂しいし、残念です。
この日はいつかくるとわかっていても、やはり悲しいですね。
メジャーリーグは日本ではほとんど放送されていませんでしたが、ニュースで活躍した記事などをみていると、自分も頑張ろうって思うようになりました。
イチロー選手のヒット1本1本が、自分の励みになっていました。
シーズン最多安打更新、10年連続200本安打、ゴールデングラブ賞、オールスター選出など、メジャーリーグで打ち立てた数々の記録は、これからも忘れる事はないと思います。
シーズンではないけれど、1番記憶にあるのはやはり2009年のWBC決勝。
延長戦で放った2点タイムリーの決勝打は、テレビの画面に向かって叫んでいたことを今でも思い出します。
ヤンキース、マーリンズに移籍して、出場機会が少なくなりがらも、自分の与えられた場所でそつなくこなすイチロー選手は本当にカッコよかったし、社会人になった自分も、いつしかイチロー選手のようなカッコいい大人になりたいと思うようになっていました。
夢と感動をありがとうございました。
28年という長い間、本当にお疲れ様でした。
引退となりましたが、いつまでもイチロー選手を応援しています。
最後まで見ていただきありがとうございました!
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