YB125SPのアイシングが酷い

今日から一気に気温が下がり、朝7時ごろには1度と表示されている温度計を見ながら、YB125SPを無理矢理走らせていました。

ここまで気温が下がるとYB125SPもご機嫌が悪くなります。

YB125SPはキャブ仕様のバイクで、寒くなるとアイシングという症状を起こします。

・そもそもアイシングとはなんなのか

アイシングは、吸入空気中の水分が、ガソリンが気化する際の気化潜熱によって凍結。

さらにスロットル等が作動不良起こすことをいいます。
気体が液体になるには、周囲より熱を奪い状態変化してしまいます。
アイシングが起こりやすい条件は以下の通りです。

1.湿度が高い

2.外気温が低い

3.始動後、完全に各部の温度が上がっていない状態

梅雨の時期や雨の日にエンジンがかかりにくいことがあるのは湿度が原因なのかもしれませんね。



そして、アイシングで最も危険な状態は、スロットルバルブ(スロットルシャフト)の凍結があります。

スロットル開度一定での運転が上記のような条件で長い時間続くと、スロットルバルブがアイシングにより作動不良となり、戻らなくなるという事態が発生します。

この症状を公道で起こしてしまうと、大惨事になってしまいます。

私のYB125SPは湿度が高い日はエンジンがかかりにくく、寒い日は信号待ちでエンストしたり、走行中も安定しないアイドリングが続き、クラッチを握るとエンスト。

また、スロットルの操作にエンジンの回転がついてこず、アクセルを回しても走らないなんてことも起こっています。

これは冬が本格化する今からはかなり危険と思います。

じゃあどう対策すれば良いのか

キャブヒーターをつけるという方法を取ります。

他にも多くのYB乗りのブログを見ると、使い捨てカイロをキャブレターに貼り付けたり、導線を繋げて熱伝導させるなどの方法をしている方もいらっしゃるようです。

今回は部品があるのでキャブヒーターを取り付けたいと思います。



キャブヒーターにより、キャブレターを電気の力で暖めて、アイシングの症状を軽減させることが出来ます。

YB125SPはすでにキャブヒーターを取り付けるネジが切ってあり、配線をつなぐことですぐに使えるようになります。

寒くなり、あまりの不調に耐えきれず、注文したので、配線などの取り付けの様子もまた記事にしたいと思います。

まだまだYB125SPとは長くお付き合いしていきたいので、冬対策はやっておこうと思います。

最後まで見ていただきありがとうございました!

では!

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