こんにちは!
極寒の中、サイドブレーキがまったく効いていないというのでMAXのサイドブレーキ調整をしてみることにしてみました。
カチカチと、ノッチの音はするものの、スカスカでまったく効いていない様子。
ジャッキアップをしてサイドブレーキをいっぱいまでかけて後輪を回してみます。
かけていない状態よりも抵抗が少しあるのでかかってはいるものの、甘い様子です。
これでサイドブレーキワイヤーは切れていないということは分かったので一安心です。
後輪のドラムをバラしてみます。
2WDなので、四駆よりも手間は少ないです。
タイヤを外し、センターキャップをekワゴン同様にマイナスドライバーを割り込ませて外し、19mmのハブナット で締まっているので、割りピンを取ってから緩めます。
これがかなり固いのかと思いきや、スルッと外れてくれたので楽でした。
締め過ぎるとダメみたいです。
ドラムを外して見てみます。
アジャスターが効いていないとか、ライニングが少ないなどのせいではなさそうです。
調整しようにも、ダイハツのサイドブレーキは調整ネジがなく、扇型のような物がギザギザの部品と噛み合って作動するようになっているのです。
調べてみると、このサイドブレーキは調整する必要のない自動調整なので、触らなくてもいいみたいです。
だとしたら他に考えられる原因はサイドブレーキワイヤーです。
室内の運転席と助手席の間の床に、後部座席から見ると分かりやすいですが、鉄のカバーで2本のプラスネジで止まっている小さなカバーがあります。
写真を撮り忘れてしまいました…。
そこをかぱっと開けてワイヤーを調整するのが基本だそうです。
開けて見るとびっくりです。
調整ナットが外れかけていました。
これではサイドブレーキが効くわけもありません。
その前になぜここまで緩んでいるんでしょうかね。
調整ナットを少しずつ回しながらサイドブレーキをかけていきます。
大体7、8ノッチがベストみたいです。
8ノッチくらいに合わせてサイドブレーキを引いてみます。
見事にかかるようになってくれました。
これでユーザー車検に持っていけそうです。
サイドブレーキワイヤーは調整を誤るとブレーキの引きずりなどを起こすので、必ず問題がないか、試走しましょう。
ブレーキドラムの中だけが原因かと勝手に思い込んでいたので反省です。
思わぬところが原因となっているので、サイドブレーキの調整をしてもかかりが甘いと思った時には、サイドブレーキワイヤーの調整機構をのぞいて見ると良いかもしれませんね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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