こんにちは!
1月もあっという間に終わってしまい、気付けば2月中旬に差し掛かろうとしています。
暖かい気候が続き、比較的過ごしやすい日々が続いてましたが、また寒さが戻ってきましたね!
体調管理には十分気を付けたいところです。
さて、先日、スズキのパレット(mk21s)のブレーキパッドを交換しましたので、その様子を記事にしたいとおもいます!
必要工具
- 19のソケット(タイヤを外す為)
- インパクト、または十字レンチ(タイヤを外す為)
- ジャッキ
- ジャッキスタンド
- 14mmのメガネレンチ
- グリース(耐熱耐水用)
- 注射器かスポイド(ブレーキオイルを抜き取る為)
- 当て木とクランプ(ブレーキパッドを押すピストンを戻す為)
- 新品のブレーキパッド
- パーツクリーナー、ウエス
ぐらいだと思います!
早速作業に移ります!
ジャッキアップ
メンテナンスの基本、ジャッキアップからしていきます!
ジャッキアップしてもタイヤを緩めれるようにするために、片方ずつ作業しました!
キャリパーを外す
ジャッキアップして、タイヤを外すと、
こんな感じになると思います!
キャリパーの裏を触ると、上下2箇所に、14mmのボルトで締まっているところがあると思います。
今回は上は外さずに、下側のボルトのみを外して作業します!
下側のボルトを外すと、キャリパーが上に上げれるようになり、写真のようにピストンとブレーキパッドが見える状態となります。ただ、手を離すとキャリパーが落ちてくるので、何かで落ちないように固定しておく事が必要です。
ピストンがサビだらけですね。
パーツクリーナーで出来る限り清掃しておきます。
ブレーキパッドを交換する
次に、ブレーキパッドを取り外し、新品に交換するのですが、その際に、写真にも見える金属の金具があるのですが、非常によく取れます。
外す前に写真を撮っておき、わかるようにする事をおすすめします。
新旧の比較です。
本当にギリギリまで使い込んでいました。
あと1ミリあるかないかというところまでパッドが摩耗していました!危なかったですね!
古いパッドにこのような金属の部品が付いているので、外してパーツクリーナーで綺麗にし、ピストンの当たり面に薄くグリースを塗布し新しい方に取り付けます。
塗布出来たらこれを組み付けて元に戻して行きます。
が、このままもとに戻そうとしても、飛び出したままのピストンが新しいブレーキパッドに当たり、組み付けることができません。
なので、摩耗により出てきてしまったピストンをもとに戻す作業が必要になります。
ピストンを押し戻す作業
では、ピストンをどうやって押し戻すのか。
当然、手で押しても戻る固さではないので、何かしらの工具が必要になってきます。
ピストンを押し戻す専用のツールもあるようですが、今回は持っていないので、かわりにホームセンターでよく売っているバイスを利用してみました。
ピストンをもとに戻すと、逃げ場を失ったブレーキフルードが溢れ出てきてしまうので、作業前にボンネットを開けて、ブレーキフルードをある程度抜いておきます。
スポイドで吸い取り、マックスの半分以下くらいにしておきます。
ピストンに付いている金属のカバーをとってから、キャリパーのめちゃめちゃ硬いところに薄い当て木をして、バイスで少しずつ締め込んでいきます。間違ってもブレーキホースなどを巻き込まないように注意が必要です。ブレーキフルードも溢れそうになったら吸い取るのを忘れずに、慎重に作業します。
少しずつ締め込んでいくと、キャリパーとピストンが面になると思います。
最初はこのくらい飛び出していたピストンですが、締め込んでいくと…
このくらいまで戻します。
あとは清掃をして、ピストンのラバーが破れていないかなどを確認し、新品のブレーキパッドを組み付けます。
新しい部品は気持ちがいいですね!
ピストンの当たり面に左右ともグリースを薄く塗布したら、キャリパーを組み付けます。
ボルトがきちんと入り、締めたことを確認したら、作業は完了です。
ブレーキパッドは重要部品なので、定期的に点検した方がいいなと、今回改めて思いました!
最後までみていただきありがとうございました!
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